(小説・エッセイ)『夢の棲む街』

夢の棲む街1夢の棲む街2

  山尾悠子著『夢の棲む街』(1978年)早川書房。

・・作品のタイトルにある”夢”の字に当然惹かれ買ったはいいが、難しいとか非現実だとか、そういう部類でなく・・もうなんと云ったらいいか・・綴られている字(文章)をただ目で追っていくので精一杯で全然想像できない(頭に入ってこなかった)のが正直な読後の感想。・・疲れた。

以前、倉橋由美子作品の何冊かも読んだ際同じような境遇に陥ったことがあったが今回はより困惑した。面白かったのか、読み応えあったのか、斬新だったのか、正直さっぱりわからない。途中ギブアップしようと何回か思ったが各作品50ページちょっとの短編集なのでとりあえず最後まで読んだ。以前読んだ同作者の『ラピスラズリ』(ちくま文庫)の方がまだ読んだ感あったかな?

・・山尾悠子ファンとはどういう人だろ?読解力がとても優れているんじゃないかな?ちゃんと理解できてるかな?

・・ただ、数編あるうちのひとつ「遠近法」はまだ判りやすく、しかし、映像不可能っぽい”腸詰宇宙(合わせ鏡のような無限さが独特)”の世界にウナサレそうな悪夢的SFタッチが表題作よりは自分としては受け入れ安かったな。

・・凄いよね、この作者、山尾さんという方は・・溜息でちゃう・・。

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