Posted on 2月 14, 2019
(映画パンフレット)(ATG映画)『彼女と彼』
左幸子主演、羽仁進監督作品『彼女と彼』(1963)
・・「にっぽん昆虫記」「飢餓海峡」とは違った左さんの庶民ぶり役柄も良かったのだが、果たして、まわり(世間)から見たら左さん演ずる主人公がおかしかったのか、それとも世間からの目(この映画でいう団地住人たちなど)がズレてたのか・・。どう観るかによって感じ方も変わってくる。
・・劇中、クズ屋(山下菊二)さんが「水を一杯・・」と主人公に云ってグラスの水をゴクゴクと飲む飲みっぷりやビスケットを子供のように頬張るシーンは微笑ましくまったく演技してないようにも見えて名シーンのひとつ。