(映画パンフレット) 『断崖(国際出版社)』

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 アルフレッド・ヒッチコック監督作品『断崖』(1941年)国際出版社版

・・アカデミー賞で主演のジョン・フォンティン(ちなみに東京生まれ)が主演女優賞を獲得。原題は”SUSPICION”で、邦題の”断崖”の意味あいとはちょっと違うね。

(ケーリー・グラント扮する)夫が私を殺すのではないかしら?という恐怖のサスペンススリラーなのだが、最後の最後まで引っ張っておいてラスト(車で断崖の道をギリギリに走るくだり)になって本当は自殺するつもりだったにはちょっと面食らったと共に急展開さに初めて観た際にも思わずツッコミがはいってしまったほどだった。

特に有名なカットとして知られる”グラスの中の光るミルク”・・自殺しようとする男がまさに妻を殺すぞ~と云わんばかりの真剣な顔でお盆のミルク(牛乳のなかに本当にライトを仕込んでいたという)を持って階段をあがる姿が後の展開を考えるとなんだか滑稽に感じる(個人的にちょっと”殺すぞ”感が強すぎてみえた?)。

・・ともあれグレース・ケリーとは違ったジョン・フォンテインのクールビューティーさが良いね(『レベッカ』の時も、こちらはダンバーズ夫人に怯える役で良かったけどね)。

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