(映画パンフレット) 『新宿泥棒日記』

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日本のヌーベルバーグのひとり大島渚監督作品『新宿泥棒日記』(1968年)。

・・見開きページから横尾忠則さん作のカラーポスターが掲載。本当は自分も実物のポスターが欲しいのだが、なにしろプレミアもついてて巷にはは値が高くなかなか買えない。

次頁(見開き)以降は他のATG映画のパンフレットと同じく作品研究へと続くが、さらに続く頁では映画にも出演してる性科学者の高橋さんと紀伊国屋書店社長の田辺さんのエッセイが5ページにわたって掲載。なかなか面白い。ちなみに田辺さんについてはてっきり社長の身分だけかと思っていた自分は作家として何冊も本を出されていたことを後に知ってビックリ。その頃購入した新宿に関する本を現在も所有。その中の数あるエッセイの中でもこの映画にまつわる裏話もあって面白い。

巻末のシナリオでは大島監督からのお詫びの前置きとともに撮影前のシナリオが掲載。なんでも撮影時にアドリブやハプニングなどあったことから(収拾つかなくなった?)撮影前のものを掲載したよう。さらに続く頁では実相時昭雄監督(脚本は大島監督)の「宵闇せまれば」についての紹介も4ページにわたって掲載。

・・この映画は自分が思う大島監督作品群の中で一番アヴァンギャルドな作品だと思う。登場人物としては、唐十郎さんは若いし、横山エリさんは若いながらも大人の女性の色香を持ち、あとやはり田辺社長の台詞まわしが・・独特だ・・。

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