(小説・エッセイ)(日野啓三) 『どこでもないどこか』

どこでもないどこか1
どこでもないどこか2

 

 日野啓三著『どこでもないどこか』(1990年)福武書店

~~まず日野啓三作品のなにが良いかって・・本編を読む前からして本の装丁意匠が良い。一幅の絵画を買うようなものでもある。もぅそれだけでも満足。例えて云うなら映画「007シリーズ」の本編前のタイトルデザインのようなもの。本編をもぅ観た感、読んだ感になってしまうほど、そんな感触が日野作品にはある~~

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