(映画パンフレット)『オンリー・ゴッド』

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ニコラス・ウィンディング・レフン監督作品『オンリー・ゴッド』(2014)

・・この映画、巷にはあまり評価されてないみたいだね。個人的には素直に面白かったなぁ。ストーリー云々というよりは期待を裏切るシーンやカットの連続(突如のバイオレンスなんかは個人的には快感だった)に「なんだ?これ?」と半分呆れさすようなツッコミものがかえって良かったかな(ただカラオケでの歌には「長いなぁ~」と思ったけど)。

展開の不思議さもさることながら、この映画での魅力のひとつ(というより大いに貢献してるかな)にはやっぱりクリフ・マルチネスの音楽があるだろう。のちの『ネオン・デーモン』のサイケデリックなエレクトロニックさとは違い、この作品ではなにか挑発を感じさせるアジアンチックな暴力的な世界があってどちらの作品もツボにはまる。

 

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