(映画・芸術・芸能)アウトサイダーアート入門

アウトサイダーアート入門2 アウトサイダーアート入門2

椹木野衣著『アウトサイダーアート入門』(2015年)幻冬舎新書

・・タイトルにもある(アウトサイダーアート)というキーワードと、立ち読み時ペラペラ中をめくってみて項目で取り上げられている人物にヘンリー・ダーガーがあったことから(目当てで)購入。そのままヘンリーと山下清の項目を読んだくらいでいったん本を閉じた。

・・それから時間が経たずしてテレ東「美の巨人たち」でフェルディナン・シュヴァル(の理想宮)が紹介されるのを観た際、あれ?と・・再びこの本をとってなかを見て何人か紹介されている人のなかのシュヴァルの項目を確認。偉大な人だったんだなぁと改めて確認。正直初めて存在を知った。以後、この人物に夢中となる。

・・どうしても(アウトサイダーと呼ばれない)自分たちにとってなにか作品など作ろうとすると承認欲求とも云おうか評価を気にしたり称賛を得たいという欲求が生まれる。彼らにはそんなもの関係なくただ単に作りたい(表現したい)だけのクリエイターなんだな。凄いとか、尊敬とか、すばらしいというそんな見方というより・・どう彼らを称えていいかわからないが、ものすごく気になる人物だ。

なのでアウトサイダーアートという括りでないが、自分にとっての近年もっとも気にさせられてる人物(クリエイター)・・プルースト、明恵上人、アミエル、ガタロ(清掃画家)、浦上玉堂、ヘンリーダーガー、にこのシュヴァルが加えられた。

・・この本の著者の椹木さん、他の著作物というより最近どこかで名前をみた記憶があるなぁ~とちょっと考えて思い出す。別冊太陽「楳図かずお 漂流教室異次元への旅」のなかで楳図さんにロングインタビューされてたね・・。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA