漫画(コミック)(蛭子能収)『蛭子能収のゆるゆる人生相談』

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 蛭子能収著?(相談役)『蛭子能収のゆるゆる人生相談』(2015)光文社。

・・格好をつけない蛭子的哲学本。

・・去年、一昨年と「ひとりぼっちを笑うな」「蛭子の論語」とますます蛭子さんのファンとなってる。自分も読んでて大きなものから小さなことまで共感箇所がたくさんあった。この本の帯にも”きれいごとゼロ”とあるが(だからこそか)本音っぽい、正直に相談に対して受け答えしている(競艇の忙しい最中?)。奇をてらった云い分もなく、云い方にも(自分としては)毒も感じず素直に面白く読んだ。”仕事”に対しての考え方(捉え方)にも優しく諭したり、 「・・恥をかいたっていいじゃないか、人からどう思われているかなんてどうでもいい・・」などフランクながら説得性をも感じ気持ちが良いね。

また他にも気に入ったセンテンスとして「・・人は自由でどんな人生を歩んでもいいが、自由で楽しく生きるためには責任も伴う・・後ろめたい気持ちにならないことも大事・・」ウルっとくるくらい勇気づけられたお言葉。
また、あたりまえを語る言葉だが「・・本を出版するのは難しいけど、今はブログやホームページを作れば文章や絵で自分の思いを表現できる時代ですよね・・」たしかに、たしかにそのとおりだ。お金を懸けずに今自分ができる範囲でできることを思うと蛭子さんのまさにおっしゃるとおり(だから自分も細々と楽しみながら日々いろんなことで表現してる・・つもり)。

・・たとえ・・たとえ、これらの本の文章(言動)が蛭子さんのものでなくゴースト~~のものだとしてもこの本を読んで良かったと思う。
・・最後の”あとがき”にもあるが、 「・・世の中は迷いや悩みは必ずあるもので、ただでさえ煩わしいものなのだからあんまり些細なことにとらわれずできるだけ気楽に好きなように生きた方がいいですよ・・」

・・全然まったく本のタイトルの”ゆるゆる”じゃないよね。さらに気を楽に、且つ、勇気づけられる。

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