(書籍)(エトセトラ)『これでいいのだ』

  飯田史彦著『これでいいのだ~わが道を幸せに生きる方法~』(2013)php研究所

・・代表作のひとつとされる「生きがいの創造」より先に読んでみた。この本で初めて著者の作品を知ったね。

・・まず何より、タイトルが良いね。バカボンのパパのお馴染みのセリフじゃないけどね。

失敗や挫折や不運のように思える出来事も、宇宙の大きな仕組みの中では、すべて順調このうえない、学びの過程にあるのです。(118頁参照)

とにかく、人生では、いつどのような幸せがやってくるか、わからないのです。いつ、想定外の大きな幸せがやってきても、大丈夫なように、ワクワクしながら毎日の生活を送ってくださいね。・・・ワクワクしながらいつやって来るかもしれない大きな幸せを待ち続ける・・それこそが、実は、すでに幸せな状態なのですから。(161頁参照)

学びを得るためにはどうしてもその大学に入る必要があったんだよ。他の大学に進学したのではその学びを得ることができないんだ。だからこそ人生の第一希望であるその大学に進むことになったというわけだ。・・君は予定通り順調にその大学に進むことになったのだ。間違っても他の大学に行くわけにはいかなかったのだ。(202頁参照)

「失敗」とか「挫折」というのは表面的な現象だけをあなたの脳で分析した結果として得られる間違った解釈に過ぎません。あなたが経験する全てのことは、あなたが今後に実り豊かな人生を歩むために必要な価値ある貴重な学びなのです。(259頁参照)

・・その試練が訪れるということを今回の人生のこの時期にあなたはプログラムしておいたのです。そしてその時期がやってきたからこそ、運命のスイッチが入りその試練が順調に生じてきたのです。(270頁参照)

世の中にはあなたのような人を求めている女性や職場がたくさんあなたを待っていることでしょう。(275頁参照)

私たちはみな、さまざまな体験を通じて学ぶためにこの世に生まれてくるのです。だからどのような体験もみなそれで良いのです・・悩み、苦しみ、悲しんでいらっしゃること、そして自分を責めて、自分の行為を嘆いていらっしゃること自体が何よりの学びの証拠です。(283頁参照)

・・人生は、生まれる前に自分で自分に与えておいた、試練の組み合わせとしての問題集です。その問題集を解きながら学び、成長するために私たちはこの物質世界に生まれてきたわけです。したがって、人生の中で試練が現れるというのは、とても順調で、幸せなことです。試練というのは私たちが貴重な教訓を学ぶための材料であり、宇宙からのお恵みであり、自分で自分に用意しておいた贈り物だからです・・「逆境」に直面した時には、泣いたり倒れたりするのではなく、感謝の気持ちを持って豪快に笑いましょう。(331頁参照)

・・つまりは、生まれてくる時から今世においての自分で作ったシナリオ(プログラム)のとおりに事は起こるといういうもの。そしてその中で苦難や試練が伴うのだがそれもすべて経験として必要なこと。だから過去も未来も考えず今の最善の生き方を運命に任せるべきだと・・。