(書籍)(夢に関する本)『ネガな夜』

 大竹伸朗著『ネガな夜』(1998)作品社

・・自分にとって、豪華本の夢日記『DREAMS』以来の大竹作品。

・・カバーの深いブルー、オーラソーマを思わせるような二層のグラデーションを見るやロスコの絵も思われて手にとらわずにはいられない(どんな本かもわからないまま)衝動があったかな。

帯では坂本龍一さんが、なかに挟まれてる数々の挿絵のことを「・・ねじまがったパウル・クレーみたい・・」と書かれてるけど、自分は一目見て池田満寿男のスケッチ画や、フランシス・ベーコンを感じるラフ画にも思えたね。

さて、中身の数々のエピソードを読んでみると、内田百閒ほどダークな感じがなく、エロ、グロ、エゲツさもあまりなかったような・・。意外とポエティックな創作短編集に思えたかな。

という訳じゃないが、その後に買った稲垣足穂の『一千一秒物語』に期待しようかと・・。