(映画パンフレット)『バットマン』

  ティム・バートン監督作品『バットマン』(1989)

  原題「Batman」

 (出演)マイケル・キートン、ジャック・ニコルソン、キム・ベイシンガー、ジャック・パランス、

 (音楽)ダニー・エルフマン、プリンス、

・・公開前の劇場予告でダニー・エルフマンのメインスコアをバックにズラリズラリスクロールされる各国の興行収入や記録ずくめのデータ(世界新記録とか)などが延々と流れたあとバァ~ンとタイトルが出てハイライトシーンが流れていく予告はやはり半生観て来た映画予告のなかでも記憶と印象に残るベストのひとつ。もぅウキウキワクワクしてゾワゾワもしたね。

昔から今にかけてもアメコミものは全然興味なくキャラクターに関してもそれほど想いはないのだが、この(ティム・バートン版)映画に関しての世界観はなにか惹きこまれるものがあったなぁ。いかにもアメコミ世界らしいダニー・エルフマンのスコアもゾクゾクさせられたし、たしかにバットモービルも恰好良かったし、エンドタイトルに流れるプリンスの「Scandalous」も哀愁ただよう大人びた歌に何度聴いても酔いしれてしまう。ウットリさせられる。