(映画パンフレット)『悲夢』

 キム・ギドク製作、脚本、編集、監督作品『悲夢』(2008)

  原題「비몽  Bi-mong」 

 (出演)オダギリジョー、イ・ナヨン、パク・チア、キム・テヒョン、

・・ギドク監督版(胡蝶の夢)といったとこかな。

夢と現実、白と黒、陰と陽、幸と不幸など二極化の意味を感じる。

そもそも冒頭からオダギリさんの日本語と周りの韓国語がなんの不思議もなく普通に会話をされてるのを観て違和感というか強引さをいっときは感じたりもしたが、よく考えたら(というか違う捉え方をすれば)この映画本編じたい一切が夢だと考えると、よく自分の夢の世界でもあるように外国人と通訳なしに自然と会話できるあの感覚にちかいものじゃないかな・・など思ったね。そう考えると不自然にも感じなくも・・。

女優さんはヒロインよりも女医さん役の女優さんの方が自分好みだったかな。あんな風に見た夢の診断(カウンセリング)されてみたいもんだね。

ところでオダギリさんも夢日記つけてた(つけている)んだね。是非とも書籍化ないしは映像化して欲しいもんだよね。