(映画パンフレット)『クリスティーン』

  スティーブン・キング原作を映画化、ジョン・カーペンター監督作品『クリスティーン』(1983)

  原題「Christine」

 (出演)キース・ゴードン、アレキサンドラ・ポール、ジョン・ストックウェル、ロバート・プロスキー、ハリー・ディーン・スタントン、

 (音楽)ジョン・カーペンター

・・なにが一番怖いって車(クリスティーン)よりもアーニーだろうね。冒頭からの陰険ないじめにあったりしてた(キング原作にはキャリーと同じく)まるで「アメリカングラフティ」に出てきそうなひ弱に見えた容貌からメガネのかけない瞬きもしない主人公の変わりようにはちょっと変わりすぎというものも感じたが一切キャラクターが変わったのには、やはりか、「シャイニング」のジャック・ニコルソンと通ずるものがある。 「殺しのドレス」の時のキース・ゴードンはよかったけど、この映画での彼の役柄はまったく共感できなく気持ち悪く思ったかな。

・・炎に包まれながら走るクリスティーンの恰好良さなどのバックに流れた監督自らつくったスコアなど聴いてるとどこかで聴いたことあるようなハロウィン調を感じたかな。

‥だいたい人間の引き寄せもそうだけけど、(フィクションとはいえこの映画では車への一目ぼれ)モノとの最初の付き合い(運命出会い)に関してはやっぱりファーストインプレッション(直感)というものがあるんだろうなぁ~など思ったね。