(映画パンフレット) 『フィールド・オブ・ドリームス』

フィールド・オブ・ドリームス1
フィールド・オブ・ドリームス2

 第62回アカデミー作品賞のノミネート作品、W.Pキンセラ著「シューレス・ジョー」を映画化、フィル・アルデン・ロビンソン監督作品『フィールド・オブ・ドリームス』(1990年)

  原題「Field of Dreams」

 (出演)ケヴィン・コスナー、エイミー・マディガン、ギャビー・ホフマン、レイ・リオッタ、ジェームズ・アール・ジョーンズ、バート・ランカスター、

 (音楽)ジェームズ・ホーナー

 (撮影の舞台)アイオワ州北東部、ダビューク西郊の小さな町ダイアーズビル

・・自分が思うに『カメラを止めるな!』『ある日どこかで』とならぶ奇跡の一本(映画)のひとつと。つまりはこのタイミングでこの監督でないと作品が生まれなかったという奇跡の秀作だということ。

・・自分にとってこの映画はこれまでの半生観た映画の中で5本の指(いや、3本かな)に入る(思い入れ深い作品)である。いや、生涯の一本。

特にと云うかやっぱりラストだなぁ。ケビン・コスナー扮する主人公と”或る人物”による夕陽の中でのキャッチボールのシーンは何度観ても泣いてしまう。これは男でなければ(さらに子供の頃その経験のある者は尚更だよね)解らないものもあるだろうね、こればっかりは。 とはいえ、難をひとつ云うと(気づく人も多かったと思うが)、お父さん役の元野球選手とはいえの投げるフォームが経験者でない投げ方に素人目から見てもわかる。まぁ、そこはグッと許そう。 

音楽の方もジェームス・ホーナー(先日亡くなったね)のサントラも格別、別格、秀逸。その中で自分が特に好きなのは”ドライブ・ホーム”というちょっぴりもの寂しい短い曲かな。この曲を聴くとなぜか内観したくなったり、昔の回顧をしてしまったりなど思わず涙が出てしまうパブロフ的曲となってる。

あと、生涯これまで本を読んで涙するっていうことが滅多になかった自分も「夢の球場の巡礼者たち」を読んでは思わず涙してしまったし、普段からあまりDVDを買わない自分も1時間半ちかいメイキングを観たいが為に買って・・やっぱり涙してしまった。昨今で云うとこの涙活映画といったとこかな。

・・いまでも撮影場所のコーンフィールドでは観光客が集まって野球をしているのかな?いつかは訪れたいと思っている。

”・・IF YOU BUILD IT HE WILL COME・・・・”

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