(映画パンフレット)『ジャバーウォッキー』

 テリー・ギリアム初監督作品『ジャバーウォッキー』(1977)初公開時パンフ

 原題「Jabberwocky」

 (出演)マイケル・ぺリン、マックス・ウォール、デボラ・フォーレンダー、テリー・ジョーンズ、ジョン・ル・メズリヤー、アネット・バッドランド、

・・CS放送でもなかなか放映されず、レンタル店でも在庫がなく、ビデオのみ過去にソフト化されたがプレミアついているなど、作品を観る機会の滅多にないなか(今やなかなか観られない作品となってる?)、4Kレストア版上映にてはじめて鑑賞。

過去に(先に)観たりした『バンデッド』『バロン』などに至る何らかの風格なんかあるかな?など思いながら観たっけ。どちらかと云うと『ウィロー』ぽかったという印象だったかな。

ただ、どうもと云うか、やっぱりと云うのか、イギリスコメディ(ブリティッシュコメディ)、しかもモンティーパイソンの頃からのテリー・ギリアム作品は楽しめない、抵抗があることが今回観ても自分でも納得し、判明したもんだった。ツボにはまらなかったのか、心にも刺さらなかったのか、笑えないし機関銃のごとくまくしたてる会話劇にもストレスたまるし眠くもなった。まだ、『テリー・ギリアムのドン・キホーテ』はメイキングの佳作『ロスト・イン・ラマンチャ』を何度か観たせいか、ようやく公開された時には心配と期待の入り混じった状態で観たからまだよかったんだが、その前に観た題名も忘れたファンタジーものは今回のようにちょっと退屈したかな。

・・下品でグロテスク描写はいいんだけど、なんにしろ面白くなかったかな。『モンティーパイソン(アニメでもブチュ!って大きな足の踏みつけ)』の影響か、人間の踏みつけや今回はベッドの下の人間の踏みつけられがあったりなど要所要所らしさがあったね。