(映画パンフレット)『マッドマックス2』

 ジョージ・ミラー脚本、監督作品『マッドマックス2』(1981)

 原題「Mad Max2: The Road Warrior」

 (出演)メル・ギブソン、ブルース・スペンス、パーノン・ウェルズ、

 (音楽)ブライアン・メイ

・・自分はけっこうおくれて(公開してから劇場では観ず)日曜日の淀川さんの「日曜洋画劇場」で何度か吹き替えで観て、10年以上経って初めてCSで放映された際の字幕スーパー版で観た。

おくれて観たもんだから他の作品と前後するが、皆の云うように「北斗の拳」や、あと、「バトルトラック」のようだなぁ~と。じっさいに影響を与えたのはこっちなんだけどね。

シリーズでは一般的には映画ファンでは「2」が一番好きという人が情報や当時の興行収入では多いらしいが、自分はやっぱり「1」が好きだなぁ。難癖つけるわけじゃないけど、「1」のマックスに比べたら「2」のマックスのマッドぐあいがそんなに無かったかんじに思ったし。つまりは「1」の方が復讐ぐあいが高いよね。

終盤のタンクローリーの追走アクションはのちの「怒りのデスロード」だよね。こちらのガソリンをめぐる攻防(争奪)に対して「怒り」は水だったね。

・・この映画の印象というか個人的記憶としては、昔民放でたまにスペシャル番組として放映されたりした、SFやホラーやアクション映画などの名場面や衝撃シーンの紹介などで、この映画もちょくちょく流れてたのを観てた記憶があるよね。決まって流れたシーンは野生児少年の投げた鋼鉄のブーメランを手で掴もうとして指が切れるとこや、終盤でのチェイスで車がぶつかった瞬間乗ってた人間が木の葉のようにクルクル回転しながら吹っ飛ぶカットなど、お馴染みのシーンとして(あの頃は少し怖々)観てたよね。

・・パンフの表紙レイアウトに関しては70年代80年代によく使われたような(みられた定番のひとつ)、主人公を大きく、あとはいろんなハイライトシーンをあれこれ付けるというパターンかな。上半分のメル・ギブソンをぬくとなんか『バトルトラック』だね。「デルタフォース」のパンフもこんな感じだよね。おまけにフォースといえば「メガフォース」のパンフもレイアウト的にはこんな感じじゃなかったっけ?