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(映画パンフレット)『麻雀放浪記』 - 素晴らしき映画パンフレットの世界と不可思議な夢の世界『哲哉の夢日記』

(映画パンフレット)『麻雀放浪記』

  阿左田哲也原作小説を映画化、和田誠脚本、監督作品『麻雀放浪記』(1984)

 (出演)真田広之、大竹しのぶ、鹿賀丈史、高品格、加賀まりこ、名古屋章、加藤健一、

 (主題曲)「東京の花売娘」岡晴夫

・・公開時は映画の存在も知ってて予告やらコマーシャルでしょっちゅう観てたが、いかんせん、まだ幼かったか麻雀を知らなかったんで大人の映画と捉えてた。

高校生になって同級生のH君が麻雀好きだったか、この映画が好きだったのか、「東京の花売娘」を休み時間などに口ずさむのをよく聞いてたりしたり、あと、この映画のいろんなシーンのモノマネなどしてたりしてねぇ(今思うに当時まだ映画を観てなかったんで似てるかどうかも判らなかったけどね)。それがどういう成り行きでか文化祭での出し物まで話が進んでいくとは・・そんな思い出が個人的にはあるね。

それからかな・・麻雀のやり方を教わったりで、この映画を(原作は未読のまま)観ようと。

・・イラストレーターによる初監督作とは思えないくらいの完成度に(なんの違和感もなくまるで職人技のような中身に)普通に絶賛。劇伴もなく、うるさくもなく、さりげなく流行歌が流れる程度のまさに戦後間もなくのまだ貧しかった日本の世界観に余韻たっぷり受けたね。H君のごとく東京の花売娘を口ずさんだりしたね。

・・役者では(賞を獲ったから関係なく)やっぱり高品格さんがいいね。っていうか、やっぱり自分は表に立つ主役よりもバイプレーヤーばかりに目がいってしまうんだよね。加賀さんもよかった、加藤さんもよかった、名古屋さんもよかった・・みんな静かに落ち着いた大袈裟でないやりとりだったよね。

全編モノクロもよかった。終わり方の「終」のテロップにかぶさる鐘の音も古き日本映画を観るようでクレジット無くスパッと終わるのも良い。