(映画パンフレット)『プロミシング・ヤング・ウーマン』

 エメラルド・フェネル製作、脚本、監督作品『プロミシング・ヤング・ウーマン』(2020)

 原題「Promising Young Woman」

 (出演)キャリー・マリガン、ボー・バーナム、他

 (音楽)ブリトニー・スピアーズの「Toxic」、パリス・ヒルトンの「スターズ・アー・ブラインド」、ジュース・ニュートンの「夜明けの天使」、

 ~アカデミー賞最優秀脚本賞受賞~

・・毎度ながらの気になる女優のひとりキャリー・マリガンさん目当てで劇場へ。といいつつ、前々からチェックしてたわけでなく作品を知ったのはアカデミー賞でいくつもの候補にあがる程の話題があったのを知って、へぇ~そうだったんだぁ~と。

しかしまぁ、『17歳~』や『わたしを~』の頃のまだ少女だった頃を思うと、まぁ、大人になったなぁと(役柄しかり)ワクワクしながら観たね。

・・タランティーノ監督を思わさられた四章にわたる復讐劇・・切なかった・・。まさかあんな展開になるとは正直思ってもいなかった。

最終章(第四章)・・ハーレクインを思わせる風貌にはゾクゾクさせられたね・・の一連のくだりを観ながら、あれ?なにかに似てるなぁと・・『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』のラストのボウリング場のシーンを思わせられた固唾をのんで見守る(しかもまさかの展開)くだりがよぎったかな。

・・映画を観てから今でもこの映画のテーマ的曲「Toxic」が耳に残ってる。なんか凄い映画を観たんだなぁというかんじ。

そしてラストカットのスマイルマークからかぶさるジュース・ニュートンの「Angel of the Morning(夜明けの天使)」のエモーショナルなエンディングが心寂しく引きずられた(今でも引きずられている)。