(映画パンフレット)『スパイダー/少年は蜘蛛にキスをする』

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デビッド・クローネンバーグ製作、脚本、監督作品『スパイダー/少年は蜘蛛にキスをする』(2002)

  原題「Spider」

 (出演)レイフ・ファインズ、ミランダ・リチャードソン、ガブリエル・バーン、ピーター・サシツキー、

 (音楽)ハワード・ショア

・・まず、邦題の「少年は~」は必要かな?『博士の異常な愛情 または私は~』はしょうがないとして、昨今の(いや、だいぶ昔から)洋画にも邦画にもその副題必要かな?っていうものが多いよね。さらには、他作品「複製された男」じゃないけど、パンフやチラシの表紙のソファの後ろの蜘蛛はわざと?ミスディレクションの意? あと、大きいから「複製された男」を思わせるね。

・・この映画、少年による~~(ネタバレ)それ以前からの殺意というと、松本清張原作「潜在光景」(映画化され『影の車』に)を思い起こさせたりなどあるよね。

・・この映画、公開当時たしかに自分は映画館で観たということはおぼえているけど(あまりに暗く、展開に起伏が無いこともあったりか、観た当時内容からしてまだ観る年齢が若かったからか?理解してなかった?さらには途中で寝てしまったか、まったく憶えていず、久しぶり(15年ぶり)真面目に観直してみたくらい。いやぁ、良かった。グロさは無かったけどね。

・・ドタバタした展開もまったく無く一切をそぎ落としたような、シンプルでダークなミステリーに素直に面白く堪能した。映画版とは違う一人称の独白付き日記形式の原作も気になったね。

・・お父さん役、映画が終わるまでてっきりマーティン・シーンかと勝手に自分は思ってた。・・ガブリエル・バーンだったのね。それにしては顔がちょっとふっくらしてたかのようにも・・。

・・監督もインタビューなどで語っているように、現実とは?記憶とは?妄想とは?夢とは?つくりごととは?といった曖昧の世界で生きている自分たちにとって何が本当のことで、何が(嘘というか)作った虚構のことなのか判らない・・と云ってるが、同感、普通に生活していながらも自分も現実と夢と何が違うのだろう?など考えたりすることもあり(混同はしていない)面白いと思う反面、考えても判らない世界もあるということも確かにあるということを今回の映画を観たことでひときわ感じたりなどしたかな。

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