(映画パンフレット)『ヴァージン・スーサイズ』

 ジェフリー・ユージェニデス原作小説『ヘビトンボの季節に自殺した五人姉妹』を映画化、フランシス・フォード・コッポラ製作、ソフィア・コッポラ監督作品『ヴァージン・スーサイズ』(2000)

  原題「The Virgin Suicides」

 (出演)ジェイムズ・ウッズ、キャスリーン・ターナー、キルステン・ダンスト、ジョシュ・ハートネット、ハンナ・ハル、チェルシュ・シュウェイン、A.J.クック/レスリー・ヘイマン、マイケル・パレ、スコット・グレン、ダニー・デヴィート、

 (音楽)AIR

・・まず、パンフから。デザインみた瞬間『西の魔女が死んだ』『めぐりあう時間たち』かと思ったほど。

原作は未読のまま映画を鑑賞。先入観的には(こんな映画かな?と思ったこと)『ピクニックatハンギング・ロック』的な女の子たちのフェロモンムンムン映画かな~?なんて思ってたら(初めて知った)実話のドォ~ンとくる(生殖器疼く)青春アンハッピー映画だったとは・・。ただ、改めてどんなことがあったのか?と原作が読みたくなったかな。

・・やっぱりだが、電話越しのレコードを聴かせるくだり(バックにギルバート・オサリバンの「Alone Again (Naturally)」)はよかったね。ダンスパーティーでの「アイム・ノット・イン・ラヴ」(10cc)も世代的にはツボにはまる。

・・役者陣ではまず普通のお父さん役してたジェイムズ・ウッズさんがなにか新鮮感。お母さん役のキャスリーン・ターナーさんはパンフをみるまで全然判らなかった。一目見るなり『モンスター』でのシャーリーズ・セロンかと思った。お母さんは判らなかったけど、先生役のダニー・デビートさんは判ったね。

・・原作が読んでみたくなったね。