(映画パンフレット)『ヨコハマメリー』

 中村高寛監督作品ドキュメンタリー『ヨコハマメリー』(2005)

 (出演)永登元次郎、五大路子、清水節子、団鬼六、山崎洋子、大野慶人、

・・本を読むにせよ映画をみるにせよキッカケというものは常にひょんなことから(それが導きというのか直観というものなのか)なモノで・・

たしかにこの映画の存在は公開当時から知ってはいた。ただ、自分は横浜に住んでたこともなく日頃からメリーさんの詳細には知らなく、あくまで映画の中のキャラクターとして薄く知ってただけでの頭の片隅にあった存在に過ぎなかったのだったが・・、

年末の12月26日(2021年)にみた夢にメリーさんの出てきたことから、なにか意味があったのかから気になりだしてメリーさんという人物についてちょっと調べてみようかなぁなどあってこの映画へといたった。

監督による撮影メモというのか(原作)を読んで映画を観るまでは正直皆と同じイメージのお化けをみるまではいかないまでも一種のドギツイものを見る感じではたしかにあった。

それが原作本、映画と観ると・・変わったね。良い映画だった。

原作を読んでから映画を観たのでラストのサプライズはなく(知ってるかたちで観たので)、いきなり映画だけ観た人に比べればあっ!という驚きが得られなかったという残念さはあったけど・・まぁ、いわゆる昭和史の一環を垣間見たような、そういう世界があったんだなぁという良質なドキュメンタリー映画だったよね。

・・五大路子さんのひとり芝居も観てみたいなぁという気もいっとき起きたこともあったけど、ちょっと設定が変えられたりしてるらしくて(脚色されてる?)どうなのかな?と思うことあるね。

映画濱マイクシリーズの2作目にちょこっと出ているらしいので(白いメリーさんという役)それ目当てで(確認がてら)再度観てみようかなと・・。