(映画パンフレット)『私をスキーに連れてって』

   ホイチョイ・プロダクションズ原作、一色 伸幸脚本、馬場康夫監督作品『私をスキーに連れてって』(1987)

  (出演)三上博史、原田知世、原田貴和子、沖田浩之、高橋ひとみ、布施博、鳥越マリ、田中邦衛、

  (音楽)杉山卓夫

  (主題歌)松任谷由実

・・公開当時(というか前に劇場で割引券はたしかにもらった)からたしかに映画の存在は知ってて宣伝も観たしマスコミでも流行ってると話題にもなってた。その頃も今に至ってもブームとは無縁な自分にとっては・・パスだったな。ユーミンの歌も関心なかったしね。こればっかりはショウガナイ。

 結局初めて観たのも20年30年と経ってのつい最近だったね。テレビでのトレンディードラマっていうのを感じさせられたようなキャピキャピのノリにコソバユサもたしかに感じたけど(苦手なカラーの映画だしね)、ただ面白くなくはなかったかな。ちょっと長く感じたりもしたけど終盤ラストに向けての盛り上がっていくハッピーエンドには素直に楽しめた。 これに倣ったのか、この作品以降の邦画でなんだか似たような展開(流れ)のものを度々観かけたりなどあって「なんか前にどっかで観たような・・」なんて思うこともあったりも(良い悪いではないが、『メッセンジャー』だったかな?と、『7月7日、晴れ』だったかな?などのようなトレンディーな映画の終盤への盛り上がりにはこの『私を~』以降の邦画には度々観られるような印象が・・と、個人的捉え。

・・原田さんは(『落下する夕日』のイメージもたしかに強いせいもあるのか)やっぱり長髪よりも清潔感あるショートカットの方がいい。

・・パンフの表紙デザインはいいね。まず何よりも絵(写真)がなきゃね。あと絵だから写真だからってシュワルツェネッガー映画のような大きくひとりだけドカ~ンとあるだけの、なんの映画だかさっぱりわからんようなものじゃなくて、昔は007シリーズのようなハイライトカット散りばめたようなコラージュがあるものは(もちろん映画の内容にもよるが)ワクワクさせられるよね。・・そういった個人的には好ましいパターンがこのパンフには感じられて素直に(映画の賛否問わず)良いと思う。

 

(映画パンフレット)『地中海殺人事件』

  アガサ・クリスティー原作小説『白昼の悪魔』を映画化、ガイ・ハミルトン監督作品『地中海殺人事件』(1982)

  原題「Evil Under the Sun」

 (出演)ピーター・ユスティノフ、ジェーン・バーキン、ダイアナ・リグ、ニコラス・クレイ、ジェームズ・メイソン、マギー・スミス、アンジェラ・ランズベリー、

 (音楽)コール・ポーター

・・パンフの表紙は『オリエント急行殺人事件(シドニー・ルメット監督)』にならったせいか、登場人物たち勢揃いパターン、ただ、せっかくの青空と青い海の地中海の背景のない単なるブルーバックはさみしい。ギラギラの太陽とビーチは欲しい。題名が無かったらなんの映画なのか想像もできないよね。裏表紙も空きの部分が大きくもったいない。

・・劇中の殺人発覚のシーンで目撃者が被害者の帽子をとって息をしていないとわかるくだりで一瞬画面がストップ(モーション)になる。女優さんによる死体とはいえども頬や瞼部分のピクピク防止だろうが、昔から古今東西ドラマや映画などでの死体役とはいえ息をこらえていたり瞼がピクピクしてるのをみる度引いてしまうのはショウガナイとしても、だったらそんなに顔などに寄らなきゃいいのになど思ってしまうんだがね。 そんなこと思うこともあったね。