(映画パンフレット)『私は好奇心の強い女』

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 ビルゴット・シューマン監督作品『私は好奇心の強い女』(1968)。

・・パンフレットでは昔からシネショップや古書店などでたびたび見かけたりして題名(映画の存在)は知っていたがこれまでに観る機会がなく(テレビ放映無かった?未DVD化?)今日に至ったのだが、今回の「トーキョー・ノーザン・ライツ・フェスティバル2017」での特別上映(ノーカット、無修正、デジタル版、製作50周年記念とした)にて鑑賞。

・・ホントに性的センセーショナルに刺激があり、クスッと笑ってしまうギャグのようなくだりあるなど心から面白かった。白黒センセーショナル映画ということで、ちょうど「クリシーの静かな日々(1970)」を観終わった感覚に近かったかな。

・・この映画の最大の見せ場として、実名がそのまま役名ともなってるレナ・ニーマン(レナ)のなんとまぁ、はしゃいだ、可愛らしい、時には噛みつく子犬のような、しかもインタビュー時は水森亜土さんのようにもみえ、素は「ロリータ」のスー・リオン風の顔立ちにも感じたりと(以上あくまでも個人的な捉え)変幻の主演女優っぷり。幼い風貌のわりにはボリュームある肉感的の体に観てるこちらは面食らってしまう。常にはしゃぐ天然ぶり(の芝居なのだが)に「月曜日のユカ」の加賀まり子さんを思い出したりもしたが、比べると加賀さんの方が全然おとなしく見えてしまうほどのレナの怪演ぶり。さらにゴダール映画タッチといわんばかりの(と、云うよりも映画全体的に自由な斬新ぶりにまさにゴダール調)文字の表れから、出演者として制作スタッフもギャグのように堂々と登場したりと(ヨガやってたね)もうなんでもあり状態。インタビューであのマーチン・ルーサー・キング氏も登場してたね。まったく退屈するヒマなく楽しめた。

・・パンフによると大阪万博(1970)時、45か所のカットを受けながら上映されたらしいが、今回の上映では性交から局部からボカシなく観られたもののまったく猥雑さも感じず、素直に内容の面白さから、もう二、三回観ても絶対楽しめると率直な感想。

・・いやぁ本当に貴重なモン観た。

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