(映画パンフレット)『シラート』

  オリベル・ラシェ脚本、監督作品『シラート』(2025)

  原題「Sirāt」

  (出演)セルジ・ロペス、ヌニェス・アルホナ、ベラミー · ステフ、ガッダ · ジョシュ、

  (音楽)カンディング・レイ

  第98回アカデミー賞 音響賞/国際長編映画賞ノミネート

  第78回カンヌ国際映画祭 コンペティション部門審査員賞含む4冠受賞

・・巷に云われてるように確かにこの作品に関しては映画館で観るべき(観た方がいい)映画だったね。一種の2時間のショー的体感もの。 まったくなんの予備知識もたず(あえてテレビや動画でちらり見かけるたびにチャンネル変えたり消したりと映画を観るまでなるべく内容がわからないようにと頑張り、いざ映画館へ。

 こうなるのかなぁ~とか、こういう展開になるんじゃないか、などの予測、予感してたのとはちがったが、登場人物たちがひとりづつ消えていく過程も(ジャンプスケア)もきそうだという薄々予感も要所要所あったので(日頃から多少の免疫もついてることもあって)絶望するほどでもなかったかな。裏の政治情勢知ってても知らなくても楽しめるとおもう。

 ただ、全編、あのビートがズンズン響くのでただただ不快。ギャスパー・ノエの「クライマックス」なんか観ながら重ねてしまったかな。

・・パンフの表紙(裏も)デザインについては、象徴となるスピーカーもいいけど、アップでただそれだけよりは絶壁下に積まれた、まさに要塞のようなあの固まりの全景の方が(チラシではこちらを使用)やっぱり良いよなぁと。

「わからない・・ただ、無心で歩いたから・・」

(映画パンフレット)『ブラインド・フューリー』

  笠原良三の原作「座頭市血煙り街道」(座頭市シリーズ第17作目作品)をもとに映画化、チャールズ・ロバート・カーンズ脚本、フィリップ・ノイス監督作品『ブラインド・フューリー』(1989)

  原題「Blind Fury」

  (出演)ルトガー・ハウアー、テリー・オクィン、ブランドン・コール、リサ・ブロント、メグ・フォスター、ノーブル・ウィリンガム、ショー・コスギ、

・・「なんでこうなっちゃったぁ~?」と出演者が自身の完成された作品を観てつぶやいてしまいそうな、カルトではないトンデモほどでもないが珍品、珍作的、ジョン・バダム監督作品級なチャック・ノリス出演作品風な、あれもこれもちょっと詰めすぎたかなと思われる展開も簡単にとぶとぶハチャメチャぶりに困惑した。

 主演のルドガー・ハウワー(ロープウェイが出るなり出世作「ナイトホークス」も自然とよぎるね)はしかり、二人の東洋人の用心棒として、JACの倉田さんかと思ったショー・コスギさん、何作品かで絶対観かけた覚えがあると鑑賞後調べてみて、あぁ、そうだと、「レッドブル」や「ゴールデンチャイルド」d出演してたタイガー戸口さん、そして「ゼイリブ」や「リバイアサン」など悪役のイメージの強いメグ・フォスターさんも出演しやはり早々と映画から離脱、等々、思った通りの展開も続きヘンテコにも見えながらも最後まで観る。

 だいたい、ベトナム帰還兵(の前に「ハイランダー」さながらの殺陣(立ち回り)訓練による上達ぶりが後々の人々を救うというまさにアメリカ版「座頭市」。 作品にめぐまれなかったか?