(書籍)(アメリカ横断ウルトラクイズ)『第5回アメリカ横断ウルトラクイズ』

アメリカ横断ウルトラクイズ5-1
アメリカ横断ウルトラクイズ5-2

 『第5回アメリカ横断ウルトラクイズ』日本テレビ出版(1981年)

  クイズ王(真木法男) 

  優勝賞品(油田採掘)

・・優勝者は「メガネカマキリ」こと真木法男さん。商品でテキサスの油田採掘権を獲得。

まずこの大会で思い起こすとなると、ウルトラ史上名罰ゲームのひとつ(メキシコシティーでの罰ゲームの闘牛)を挙がるよね。たしかに子牛とはいえ敗者(吉沢さん)しかできない貴重な体験だったでしょうね。敗者ではないがエルパソでの敗者復活戦で「はやく寝た方が勝ち」での職業柄消防士さんだったか(やすかわのオッチャン)こと安川さんの圧勝にはそりゃそうだわと敗者がかわいそうだったと。その安川さんと共に準決勝で敗れた(粘り勝ち残った唯一の女性)佐藤さん。途中まではなんとも思っていなかったけど勝ち進んでいくにつれなんか徐々にキレイに思えてきて気になる存在になり激戦だった「通せんぼクイズ」での落選には観てて残念だったね。

クイズには運も必要なのか、皮肉ながらも実力派機内一位の道蔦さんと二位の落合さんの揃ってのメンフィス(三択クイズじゃぁやっぱり運もあろうね)での落選にはちょっとした衝撃だったね。

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・・第5回大会をふりかえって。印象深かった名場面など挙げるとなると、やはり、どうしても(他の大会同様)アメリカ本土上陸以降となってしまうのだが・・。

 ロサンゼルスでのゲスト、スタントマンのダー・ロビンソンがショーとして高いビルからの飛び降りシーン。 ウルトラからけっこうあとでの観た映画のひとつ『リーサル・ウェポン』での劇中ビルの上での自殺志願者とリッグスの2人が並んで飛び降りたシーンとかさなって思い出される。

・・ウルトラ史上の名罰ゲームのひとつ、メキシコシティーでの闘牛の罰ゲーム。これぞドキュメンタリーの観てるこちらもハラハラもの。見事にこなしたあとの敗者吉村さんの涙を観てるこちらもジンときたもんだった。

・・ウルトラ本の表紙写真にもつかわれてる「太陽のピラミッド」ことティオティワカンでのクイズ会場の絵。さすがに絵映えがする。よくこんな所ででもできたもんだね。

・・そのティオティワカンでの罰ゲーム。おいしい、おいしいって食べた敗者の塩谷さんがなにを食べされられたのか知らされてのビックリシーン。残酷でもなくユニークテイストな罰ゲーム内容に、これくらいの加減でちょうどいい具合に観てて微笑ましくニッコリしてしまう。

・・ティオティワカンでの微笑ましいゲテモノにくらべて180度ちがう、今も思うにこれって本当にやったの?・・のフェニックスでの罰ゲームでのスカイダイビング。なにかの情報では実際やってなかったとのこともあるらしいが。たしかに飛んでる最中もなく着地のシーンもなく、なんとなく煮え切らない内容となってる。だいたい危険ちゃぁ危険だしね。後年、第15回大会での罰ゲームでバンジーでやらされる直前に跳ばなくてもいいというドッキリもあったくらいだからね。

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