(小説・エッセイ)(夢に関する本)『予知夢 運命の赤い糸』

 泉 山秋著『予知夢 運命の赤い糸~時空を越える夢旅行~』(1998)中央アート出版社

「・・本書は世界で初めて(予知夢の実体)を追求した書である。」

「予知夢にはあなたも私も毎晩アクセスしている・・目覚めてから思い出すことはほとんど出来ない。」

「(夢)=肉体と意識が創り出す虚像、(予知夢)=霊意識体がアクセスする未来の現実像。」

「予知夢は未来の現実の場面、あなたが現実に見る場面をそのまま過去に見る夢旅行で、一切がそのままの情景となる。」

「あなたとは三次元のあなたの肉体と、別次元の霊意識体と合体した姿。予知夢はその別次元に定住?するあなたの霊意識体がアクセスする未来現実。」

「宇宙の大原則は陰と陽の調和であり、異性の協力があってこそ予知夢の能力は開花、向上する。」

「予知夢を信じるこが一番大切なこと・・予知夢が発生する異性とのバランスが取れていれば取れているほど頻繁に鮮明な予知夢となっていき・・(運命の人・運命の出会い)はこの時神からあなたにプレゼントされる。」

「・・将来あなたが魂より愛する人とは過去から何十回何百回と夢の中で会ってる。このため初めて出会ったその瞬間に(運命の人)だと直感したり懐かしさを感じる。」

「結婚相手はあなたの霊意識体が求め向上していく相手を選ぶべきである・・その相手とは離婚に至らない。」

「あなたが(運命の出会い)を意識するとその意識は全宇宙に放たれる。瞬時に同調、共振する相手にあなたとを繋ぐ回路が開かれる。この回路が赤い糸。」

「霊格と霊格の同調により開かれる回路(ソウルメイト)は独身、既婚、年齢差に関係なく五本まで開かれる。」

「大学の合格、人生の成功、宝くじの当選などの現世利益を望むような物質的な(得)は一切なく予知夢は純粋な愛だけの世界。」

「予知夢との出会い向上のためあなたが生まれて一度も行ったことのない場所や土地、店や施設に行きましょう。」

・・いやぁ、この本は読み応えあってワクワクしながら読んだものだったなぁ。世間では合コンや婚活から街コンまで出会いを求める老若男女があるものだが、わざわざお金払って参加しなくてもまだ一度も行ったことのない場所へ行くだけで「ハッ!」とする出会いがあるかもしれないというドキドキものも書かれている。このことは以前自分も明晰夢セミナーに参加した際、講師の先生からも同じこと云われたことを思い出す。明晰夢を見る為か予知夢を見る為かの違いだけで方法は同じなのだ。なにかピンとくるものがあったね。実行のやり甲斐がある。