(映画パンフレット)『エマニエル夫人』

 エマニュエル・アルサンの原作小説を映画化、ジュスト・ジャカン監督作品『エマニエル夫人』

(1974)シリーズ第一作

  原題「Emmanuelle」

 (出演)シルヴィア・クリステル、クリスチーヌ・ボワッソン、アラン・キュニー、

 ~1974年当時、日本での社会現象となった大ヒットロングラン。興行収入の70%が女性客だったというらしいね。いわゆるソフトポルノ。~

・・舞台がフランスでもアメリカでもなくバンコク(タイ)っていうのがエキゾチックもあって良かったのかな。『愛人ラ・マン』でもインドシナ舞台で良かったね。そこを舞台とした(異国においての)主人公の成長(性の目覚め)物語といった感じだったね。

・・ただ当時も未だにも日本では映倫によりボカシだの無修正だのカット削除だの性描写に対してはまだまだな感じ。性を卑猥だとみている。三大欲求のひとつだし誰もが通る人間としての営みの根源だっていうのに・・タブーってなんなんだろうね?『タオコード』でも皆読んでみないとね。