(映画パンフレット)『ハヌッセン』

 イシュトバン・サボー監督作品『ハヌッセン』(1988)

 原題「HANUSSEN」

 (出演)クラウス・マリア・ブランダウアー、エルランド・ヨセフソン、

 手品師・占星術師・予言者であるエリック・ヤン・ハヌッセン(1889-1933)

・・なんの本で見かけたか(読んだか)、ヒットラーと接点をもったという霊能者ハヌッセン・・(その時は特に興味なかったが)が、脳裏の片隅に残ってたんだろう・・。

 NHKのBSでの番組でそれまで記憶に残ってたうろ覚えの名前ハヌッセンの字を見て予約録画して観てみる。地位と名声におぼれ自身の未来までは予見することのできなかった奇術師のおはなし。

「そんな人がいたんだ~」と同時にそういえば・・と、そんな名前の映画もあったなぁと改めて未DVD化なのでビデオで観た。ちなみにそのすぐ後に(完全にハヌッセンに関する映画と思って)観た『神に選ばれし無敵の男』よりは見ごたえあって良かったかな。

 この映画ではハヌッセンにより出版されたオリジナルのオカルト雑誌のことや劇場や女性を集めての好色ぶりは省かれてたね。目隠ししてのショーはあったね。

・・ここんとこの(2022年初春)興味事項として、このハヌッセン、ヨコハマのメリーさん、遮光器土偶、星の王子さま・・どんどん惹きつけられるものが重なっていく。