(映画パンフレット)『隠された記憶』

 ミヒャエル・ハネケ脚本、監督作品『隠された記憶』(2005)

 原題「 Hidden」

 (出演)ダニエル・オートゥイユ、ジュリエット・ビノシュ、

・・まず、パンフの第一印象として、いっけんプレスシートのような無機質な感じでデザイン的にあまり面白味がないね。映画自体は挑発的映画だったけどね。

内容的にはしょっぱなからリンチの「ロストハイウェイ」だなぁ~と観ながら思っちゃったりと。

ジュリエット・ビノシュを観ながら「DOOR」での高橋恵子さんのような印象(母として女性としての色香漂ってた)もったかな。

・・あとはさすがにナイフでの自害シーンの唐突さは「ときめきに死す」での自害シーンを思い起こさずにはいられないほどのショッキングだったぁ。観てるこっちも固まっちゃったね。

・・なんか、この監督、「ファニーゲーム」といい作風に意地が悪いよね。わざとなのか、挑発なのか天然なのかよく判らないけど・・。嫌悪感感じてしまうらいの気持ち悪さがあるよね。褒めの意をこめて。