(映画パンフレット)『ロスト・イン・ラマンチャ』

  テリー・ギリアム監督作品『ドンキホーテを殺した男』が製作中止となったドキュメンタリー映画『ロスト・イン・ラ・マンチャ』(2002)

  原題「Lost in La Mancha」

  (出演)テリー・ギリアム、ジョニー・デップ、ジャン・ロシュフォール、

・・劇場公開時鑑賞。ひとつのドキュメンタリー映画として楽しんだ。

・・『地獄の黙示録』のメイキング映画『ハート・オブ・ダークネス』をも上回る気の毒に悲しくも笑ってしまうメイキング。けっきょく『地獄~』は完成させてカンヌではグランプリして、公開してはのヒットとなったが、こちらはダメになった哀しき顛末もの。

あまりの気の毒な困難の連続や制作の進まなさに観てるこちらは(第三者の視点で)もぅ笑ってしまうしかないほど呆れてしまうほど残酷すぎる。

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・・と、あれから18年経って、原題は「The Man Who Killed Don Quixote 」邦題を『テリー・ギリアムのドン・キホーテ』と公開され自分も観に行く。完成された本編よりも失敗に終わったのを描いたドキュメンタリーの方が(勿論当人たちは大変だったらしいが)楽しんだ。