<夢占い>グダグダな舞台劇に出演する

・・三幕構成のミュージカル調の舞台劇に自分も出ることに。

・・自分は舞台裏でも手元に台本を持ちながら、まったく稽古していなく台詞やタイミングも判らないまま本番の舞台に立つことになっている。一幕目では、小道具にブラックボードを使い、登場人物の或る男がチョークで書いて説明しながら会話するような展開に、本来なら自分にも台詞があるのだが、どのタイミングで何を言っていいのか判らないまま黙って展開を見ているとそのうちに一幕目が終わってしまった。二幕目に入り、自分は舞台袖につっ立っていると、どうやら既に始まっているようで舞台では大きなテーブルのまわりに奇麗に並べられた背もたれの高い椅子の後ろで直立してる登場人物に紛れて遅れて自分も登場し、自分が席につくやいなや同時に皆クルッと格好よくターンして椅子に座り芝居が始まる。自分は他の人の台詞にクスリと笑ったり、アドリブで会話にツッコミを入れるなどして無事に二幕目も終わる。そしてフィナーレの三幕目は登場人物全員でミュージカル調の外国語の歌を歌う。まったく歌詞の判らない自分は台本を見ながら舞台に立つ。本来なら自分の独唱パートもあったようだが、歌詞もタイミングも判らないのでその部分はシィ~ンとすっ飛ばされた。しかし、周りを見ると他の何人かも台本を手にしていて不安そうに歌っている者もいた。

だいたい、この劇じたい碌に稽古していないせいか歌もバラバラで全員が歌っているようでもなくフェードアウトするかのように途中にも関わらずプツリと切られてしまった。劇場の客に関しては自分は一、二幕目の時にチラリ見ると満員のように見えた客数も三幕目の時に改めて見ると前の方の半分しか居ないことがわかった。

プツリと切られた劇の為、まわりの劇団員たちはシラ~としていた。ただ、揉めることもなく、喧嘩することもなく文句の言い合いも無かった。ただただ消化不良に不満だらけに情けなく思ったのだった。


<夢分析>・・・なにか喜劇のような(三谷幸喜調の芝居のような)スッチャカメッチャカなそれでいて不完全なこの展開自体が劇となりそう。台本見ながらなど何でもありだね。

2012/5/19

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