Posted on 7月 5, 2016
(小説・エトセトラ)『にんにく健康法』
渡辺正著『らっきょう三昧』(1973年)光文社カッパホームス・
・・以前、”らっきょう”の本について書いたこともあるが、この本の主役”にんにく”についてもちゃんとした書籍で食品について書かれているものにはなかなかお目にかけない。書店などで果物や野菜についての専門的な本も数あるのだが、調理法がメインで、食材ひとつひとつの歴史、産地情報、効果効能とそれに調理法など詳しく書かれたものはなかなか見かけないよね。調べるにもネットでなく親しみやすい書物(入門書)として紙の本というかたちとしてもっとあってもいいと思うのだが。
・・売れない(出版しても・・)からなのかな?
だからこの本のようないろいろな情報がある本などは珍しく百科事典で調べるまでもないテキストとして良いと思うね(気に入った文章や為になる情報にはペンで線を引いたり、付箋貼ったりなど後から読み返しても自分でも判りやすく活用したり・・)。
何がとはここで書かないが自分も”にんにく”について知らないことだらけで、いろいろ為になったことが多かったなぁ。
出版社でも光文社さんに限らずひと昔前はこういう本はちょくちょく見かけたよね。
・・ということで、ではないが、今でも新刊書店、古書店に限らず”らっきょう”に関する専門書があるならと日々探している・・。