Posted on 8月 2, 2018
(映画パンフレット)『時をかける少女(06)』
筒井康隆原作小説を映画化、細田守監督作品『時をかける少女』(2006)
・・大林宣彦監督版(原田知世さん主演)で育ってきた自分にとって最初は観る気はなかったのだが、あれよあれよと話題になり鑑賞者の評価もあまりにも高かったことからどんなもんかと予備知識もたず鑑賞。違和感や嫌悪感などネガティブな捉えはなかったが、なにぶんあの平和平和した世界(例えば主人公真琴に性的匂いを感じない、感じさせないのが大衆受けに良いのか?あと、トリュフォーの「突然炎のごとく」じゃないけど男2人に女1人の仲にあんなに健全な営みがあるのだろうか?しかも思春期ムンムンの高校生だし・・など思ったり)がどうしても個人的趣向にハマらず、面白かったけど・・。
主題歌の「ガーネット」も良い歌だと思うんだけど、「いい歌でしょ~」「みんな、この歌聞いてさらに涙するかも・・」のように捉えちゃって・・自分はつむじ曲がりか?でもしょうがない。そう感じたんだから。ただ、劇中の青い空(パンフにも掲載)の濃いブルーは良いね。