Updated on 7月 20, 2017
(映画パンフレット)『限りなく透明に近いブルー』
村上龍原作(芥川賞受賞作品)、自身による監督作品『限りなく透明に近いブルー』(1979)
乱交ドラッグパーティームービー。
原作からしてクスリづけのパーティーが続くものだが、ある意味、この映画も退廃的と云われるフェリーニの「甘い生活」よりももっと退廃的と感じたかな。
内容としては、あって無いようなもので、延々と他人の乱痴気パーティーを見せつけられているような、それこそ、どぅでもいいことの連続(ひと昔前のATG映画を感じさせるシーンやカットなどもあったね)。とはいえ、過激さ、エロさ、衝撃度などに関してはちょっと寂しかったかな。
パンフには珍しくメインキャストの欄で誤記?・・ヨシヤマ役に(斎藤晴彦)となってる・・実際の出演は見るからに平田満さんなのだが。
劇中、映画館で上映されてた作品は田名網敬一さんの短編映画「優しい金曜日」?・・エンドクレジットでの(フィルム提供)に田名網さんの名前もあったけど。