(映画パンフレット)『20世紀ノスタルジア』

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 原将人監督作品『20世紀ノスタルジア』(1997年)。

・・古書店のパンフの束から見かけ、”おや、珍しい、そぅいえばあったな~”と安価もあって(実際の価格は千円。当時にしてはちょっと高いなぁ)購入し、映画を初めて観ることに。

・・えっ!この映画ってミュージカル映画だったの?と思わせるような、急に歌いだすくだりの盛りだくさんに正直観てるこちらが恥ずかしくなってしまったりも。

主演の二人のちょっとギコチナイ気味の会話のやりとりを観てて『キッチン』(森田芳光監督)での川原亜矢子さんと松田ケイジさんが一瞬よぎったりなど。しかもこっち「20世紀」の方はなんだか恋人のイチャイチャぶりをずっと見せつけられたような怪作だったな(貶しではない)。

劇中、お互いをHi-8のビデオカメラ(自分も何台か持ってた、懐かしい。・・懐かしいと云えば、劇中の広末さん演ずるポウセ同様、自分も学生時代ずっと放送部に所属してて放送室内での編集や、昼食時間には放送室へ食事を持っていくなど楽しい日を送っていたりしたなぁ・・)で撮り合っているのを観て、これまた他作品だが、ATG映画の「午前中の時間割り」での8ミリフィルムでなくビデオ版の撮り合いだなぁなど思ったりも。

・・まぁ、なにはともあれ怪作ではあるが、すべては若き初々しい主演の広末さんあっての映画だね。

・・”怪作”でまたひとつ思い出したことが。昨日、日本映画史上怪作のひとつとして名高い「北京原人」をレンタルで借りた。まだ未観だが、どんな映画なのか楽しみにしている。

怪作万歳。

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