(映画パンフレット) 『女優霊』

女優霊1女優霊6女優霊7

  ”Jホラー”と呼ばれるようになった草創期的作品、中田秀夫監督『女優霊』(1996年)。

・・監督の代表作『リング』よりもこの作品は限定された空間(撮影所)での作品で、自分的にはこちらの方が好きかな?・・

・・恐怖感、ショッキングな描写の連発というよりもジメジメと全編に湿り気のある怖さが続いていく展開に観てて気味悪い(勿論褒め言葉として)。ただ、撮影中の急な少女のケタケタ笑いにはショッキング的にビクッとさせられた。有名なラストカットにしてもフレーム内に見えるか見えないかのさり気ない~~の登場ぶりなど、ドキリとさせられるよりジト~とした恐怖感(嫌さ)を感じる。ということで『リング』も確かに怖い。でもあきらかに嚇かすような貞子の登場ぶりよりも後ろに立ってたり、さりげなく映っている方が怖いと自分は思う。

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