Posted on 10月 21, 2015
(書籍・エトセトラ) 『ゆっくりしいや』
清水寺貫主・大西良慶著『ゆっくりしいや~百年の人生を語る~』PHP研究所(1976年)。
・・まさにタイトルがすべてであった。中味も碌に見ずに購入した本。ただ、いざ読むと片苦しいこともなく、説教ぶってもなく、楽しく読んだ。
感じとしては深沢七郎さんのエッセイを読んだ感じが近く、真面目な中にユーモアも多くあり期待以上に得たものがあった。
あとこの本の表紙を額に入れて飾ったって案外とサマになるかも。
最後に、これ冗談でなくこの本(タイトル)のお陰で今や自分もおごることなく、慌てることなく、焦ることなくコツコツと淡々と暮らしている・・つもり。