Posted on 5月 20, 2020
(映画パンフレット)『ジャッキー・ブラウン 』
エルモア・レナードの小説『ラム・パンチ』を映画化、クエンティン・タランティーノ脚本、監督作品『ジャッキー・ブラウン』(1997)
原題「Jackie Brown」
(出演)パム・グリア、サミュエル・L・ジャクソン、ロバート・フォスター、ロバート・デ・ニーロ、ブリジット・フォンダ、マイケル・キートン、クリス・タッカー、
(メインテーマ)「110番街交差点」(Across 110th Street )ボビー・ウーマック
・・タランティーノ監督作のなかで回数はそんなに観てないけど、特に好きな映画として真っ先に挙げるほどの惹かれる作品だなぁ。観終わったあとに「映画観たぁ~」っていう満腹感というか堪能が一番ある作品。「パルプ」や「レザボア」に比べたら地味なアクションのない映画だけどチャラついてない落ち着いた大人の為のクライムサスペンスっていった感じかな。
ラストのジャッキーと保釈屋マックスの別れなんか古典の文芸映画にも匹敵するような(タランティーノ映画らしくない?)観てるこちらまでも焦らされるような、じっくりとした名残り惜しい大人の見事なシーンじゃないかな。
オープニングとエンディングにはキッチリとテーマ曲がかかり映画のちゃんとした始まりと終わりを観客に披露してくれている。気持ちいいよね。
ブリジット・フォンダといい主演のパム・グリアといい(元々の地の肌の色もあろうけど)こんがりと焼けたような小麦色した肌の色が観てて目に映えるし、健康そうだし、エロチック(色香あるようだし)にフェロモンムンムン匂ってくるし、もう全編にわたって目の保養だね。
劇中のパム・グリアやサミュエル・L・ジャクソンの被ってたカンゴールハットのハンチングが恰好良く見えて買ってしまった。でも自分には似合わなかった。
・・パンフの表紙のパムひとりだけも良いけど、チラシのデザインのみんな揃ったオールカラー版の方がまったく良いように思えるけどね。・・いや、こっちの方が良い。