(映画パンフレット)『K-PAX 光の旅人』

  ジーン・ブリュアー原作小説を映画化、イアン・ソフトリー監督作品『K-PAX 光の旅人』(2001)

  原題「K-PAX 」

 (出演)ケヴィン・スペイシー、ジェフ・ブリッジス、メアリー・マコーマック、

 (音楽)エド・シェアマー

・・加藤のりこ監督作、映画『スターシード 星の旅人 -僕らは宇宙の創造主-』を観てスターシードとはいわずとも異星人ものが続けて観たく思い二本の映画『ブラザー・フロム・アナザープラネット』と今作を観る。

 けっこう期待した『ブラザー~』が思っていたよりも淡々とした地球での異星人奮闘記だったのに続いて(ユーロスペース版パンフは相変わらず厚く充実)今作のパンフの表紙をみるにケビン・スペイシーとジェフ・ブリッジス(過去作には異星人スターマンとして出演)とのこれまた異星人もの(コメディ)かと思いきやの・・違ったね。

 けっきょく全編観るに、主人公プロートによる惑星K-PAXから地球のなかでの・・かと思いきやの中盤から謎解きミステリー要素も加わったりと切なくシンミリとした展開に期待してなかったぶん見ごたえはあった。異星への転生や生まれ変わり、輪廻転生などの隠れたものなども匂うことも。

 ただ、個人的には物語はたしかに良かったが、主人公プロートがなにをやっても俳優ケビン・スペイシーにしか見えなくのめり込めなっかったなぁ。