Updated on 8月 19, 2019
(映画パンフレット) 『マルセルのお城』
イヴ・ロベール監督作品『マルセルのお城』(1991年)
原題「Le chateau de ma mere」
マルセル・パニョルの回顧録「母の屋敷」の映画化。『マルセルの夏』の続編。
・・『マルセルの夏』から何ヶ月後かに上映された際、ウキウキと期待大のもと鑑賞。オープニングから映像は『~夏』と同じプロヴァンスの空撮なのだが、なんだかテーマ曲が寂しいピアノ曲のスコア。そして全編を見終わった折にはやはり展開の寂しさにシュンとなってしまったね(やはり楽しい時間や喜びも時間とともに終わり、別れというものが後になってくるという寂しさ)。
今作のキャスト陣では途中から登場する(マルセルの初恋相手?)女の子イザベルは可愛かったね。ただ下痢気味というオチになろうとはね。
・・『~夏』と『~お城』をあわせて観て、家族のすばらしさ、懐かしさ、人と人の触れ合う喜び、そしてこの映画の舞台プロヴァンスの雄大さと清々しさをスクリーンから存分に体感したものだったね。本気で南フランスまで旅行に行こうかなと思ったな。
二本をセットで年に一度(当然夏の時期)観ている作品となっているかな。