(映画パンフレット)『機動戦士ガンダムⅡ 哀戦士編』

  富野喜幸 総監督、藤原良二監督作品『機動戦士ガンダムⅡ 哀戦士編』(1981)

  英題「MOBILE SUIT GUNDAM II 」

 (声の出演)古谷徹、鈴置洋孝、池田秀一、井上瑤、鵜飼るみ子、白石冬美、古川登志夫、他

  ~テレビ版の第16話から第31話までを再編集~

・・当時、特にアニメーションに関しては関心のなかった自分にとっても(無理なく)弟が関心もって観てた傍でなんとなくだがこの最初のガンダムは観てた(流れでいうとヤマト、銀鉄999は当時の子供たちにとっては避けられない)。その流れというのか劇場版ということで、じっさい劇場では観てないが三部作ひととおり観たかな。

映画を観てからだいぶ経って記念というよりも何かしらの情報(まだその頃ネットもなかったし)を得たいがためかシネショップや古書店でパンフを購入した。

たしかにパンフじたい厚く制作過程やイベントの様子など中身が充実してる。今見返すに声優さんの顔写真もみんな若い。買って持っておくに損はない。

・・パンフに関しては個人的思うにⅠやⅢに比べてお店に出回る率がこのⅡに関しては低いよね。

・・あと、作品に関してはテレビシリーズの編集版なのでどうのこうのというよりかわ、まず主題歌の「哀戦士」が思い出されるね。たしかにこの歌も良いんだけど、特に三作目の「ビギニング」の方が懐かしく思い起こされるよね個人的には。当時街の映画館周りを通ると近日公開なのか「ビギニング」が流れたりしてよね。音質の変わるサビの部分・・そして時が健やかに・・」が今でも懐かしい歌の余韻があるよね。

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(それから何年も経った現在、2021年)・・アニメファンでは常識らしいかもしれないが、この期になって、ふとしたことから自分も情報で同じ富野作品でも『イデオン』の方が凄いというのを知りテレビシリーズは長いので劇場版だけでもと関心を寄せてる。というか全部観てないうちに、その語り継がれてる最後のさいごのシーンを先に観てしまった(みんな死んでいきエーテル体じゃないがスピリチュアルな世界へと・・)からにはガンダムの世界を軽く超えた衝撃度に単なる宇宙戦争だけでない、なにか壮大なものを感じ、ガンダムどこではないな・・など今になって遅ればせながら知ったしだい。