Posted on 4月 24, 2020
(映画パンフレット)『靴に恋して』
スペイン映画。ラモン・サラサール脚本、監督作品『靴に恋して』(2002)
原題「Piedras(石の意味)」
(出演)アントニア・サン・フアン、ナイワ・ニムリ、他
・・まずは観る前のタイトルから察した予想と期待とはまったく違った映画(愛に飢えた薄幸者たちによる出会いと別れ)に作品あが良かったぶん(正当なグランドホテル形式による「リトルチルドレン」や「マグノリア」を観終わった感じの群像劇だったね)、足モノ、靴フェチモノを期待してたからちょっと期待外れの、タイトルに騙された感が後々になって募ったりと。コカイン吸う娘なんか観てると「トラフィック(ソダーバーグ監督)」感も・・。 でもちょっとキャラたちの繋がりが強引だったようにも。
・・果たして自分は足フェチ靴フェチか?というと、それほど異常なほどの執着もないし変態行動とるような偏愛感もないから、たぶんノーマルあだと思う。
とはいえ谷崎原作の映画化ものやタランティーノ作品などで出てくる女優の足のカットや、ブニュエル作品にも頻繁に出てくる足のカットにはゾクゾクさせられるし、日常生活においても公共の場で女性の履く足元にも(性的に見るというよりは)ついつい目がいってしまうね。
・・原題の「石」もなんだか分からないけど、邦題も良くないなぁ。