(映画パンフレット)『シシリアン・ゴースト・ストーリー』

 シチリアで起きた誘拐事件をモチーフに映画化、ファビオ・グラッサドニアとアントニオ・ピアッツァの共同監督作品『シシリアン・ゴースト・ストーリー』(2017)

 原題「SICILIAN GHOST STORY」

 (出演)ガエターノ・フェルナンデス、ユリア・イェドリコフスカ、

 (制作)が、インディゴfilmだと。

・・自分はもしやスターシード?インディゴチルドレン?などなど思ったりもしてる今日このごろの時期に観たというこのタイミング。現実感覚で観ると残酷で居たたまれない人体の破壊(水中に広がっていく酸に溶けた・・のはキレイにも見えたしおぞましくも)には本来ならショックで凍り付くように思われるのだが、魂レベルで観ると今世においてはここで肉体から離れただけだという捉えにも思ったりもしたりなどね。

実際の事件をもとに、ひとりの少女(『風の又三郎 ガラスのマント』でのかりんのように架空の追加された人物)を登場させたファンタジー映画だったけど、さすがに観終わったあとはオモカッタね。ただ一途に想うというすばらしさ、健全たる男女の付き合いぶりって観てて(惚れ惚れはしないが)いいもんだねぇ。だいたい(手をつなぐ)という行為が微笑ましく瑞々しいよね(冒頭はジュゼッペ少年が襲ってきた犬から逃れるためにルナの手を引っ張っていき、ラストでの幻想では小屋から脱出するため今度はルナがジュゼッペを引っ張っていくという)。