Updated on 4月 30, 2019
(映画パンフレット)(ヒッチコック作品)『ハリーの災難(新世界出版社)』
ジャック・トレヴァーストーリーの小説を映画化、アルフレッド・ヒッチコック監督作品『ハリーの災難』(1955)新世界出版社
原題「 THE TROUBLE WITH HARRY 」
(出演)エドモンド・グェン、ジョン・フォーサイス、(この作品がデビューの)シャーリー・マクレーン、
(音楽)バーナード・ハーマン(ヒッチコック初作品)
・・1986年秋、日曜洋画劇場(淀川長治さん解説)での四週連続放送で初めてヒッチコック作品を知るキッカケとなった自分にとっての記念すべき放送回。その第4週目として『めまい』の翌週に『ハリーの災難』が放送された。ちなみに後年『ロープ』も放送されたよね。淀川さんの解説もたしかに良かったけど、一ヶ月近く毎週流れた4作品の予告編も秀逸でビデオに録ってなかったのが今でも残念に思うね。この4作品を経て、その後も深夜などにちょくちょく字幕スーパーで放映されてた「レベッカ」や「白い恐怖」など観たりしてヒッチコックの世界にハマっていったんだよね。
・・ポスターやパンフの表紙、予告でもチラリ登場するハリーの靴底を画面大きくなめのアングルはコミカルでブラックで他の映画でもあまり見られない構図の独特性に忘れられない。とにかくその映画の舞台となったバーモント州の紅葉の美しいこと。
シャーリー・マクレーンの初々しいキュートさが(セクシャルを感じさせないのがかえって)個人的には良い。