(映画パンフレット)『最後のブルース・リー/ドラゴンへの道』

 ブルース・リー製作、脚本、武術指導、音楽、監督作品『最後のブルース・リー/ドラゴンへの道』(1972)

 原題・英題「猛龍過江:The Way of the Dragon』

 (出演)ブルース・リー、ノラ・ミャオ、チャック・ノリス、

・・イタリアのローマを舞台に、街中の中華レストランのなかで経営陣とイタリアンマフィアとの(わかりやすい、ごく単純な、よしもと新喜劇での設定のような)用心棒の雇い合戦とでも云おうか。

毎度思うんだけど、とくにブルース・リーの映画では格闘相手や格闘着からしてよく空手家がよく出るんだが、『ベスト・キッド』のなかでもミヤギさんも云ってたよね「空手は戦うためのものじゃない・・KARATE for diffence only・・」ってね。しかも空手とはいって皆カンフーしてるし。

・・やっぱりヒロインと云うべきか、ノラ・ミャオさんがかわいらしいね。

・・いっぽうの可哀そうに思えたのが用心棒チャック・ノリスさん。『スパルタンX』でのジャッキーとベニー・ユキーデとの名バトルに匹敵するほどの今作でのリーとノリス氏によるコロッセオでの格闘だったんだが・・けっきょくはわざわざアメリカから来てまで(とくに良い見せ場ないままに)最後やられに来たようなものとの印象。もうちょっと頑張ってほしかったんだがね。