Updated on 1月 11, 2023
(映画パンフレット)『ダンケルク(’64)』
アンリ・ヴェルヌイユ監督『ダンケルク』(1964)
原題「Weekend a Zuydcoote」
(出演)ジュリアン・マーヤ 、ジャンヌ · ピノ 、ジャン=ポール・ベルモンド 、カトリーヌ・スパーク 、ジョルジュ・ジェレ、
(音楽)モーリス・ジャール
・・出演にジャンポール・ベルモント、カトリーヌ・スパーク。撮影にアンリ・ドカエ。音楽にモーリス・ジャールなど豪華な映画でありながら先日での古書店でこのパンフを見るまで映画の存在を正直知らなかった。
・・なので順番が前後するが、パンフを先に映画を観ようと(ちょうどタイミングがいいもので、現在公開中のクリストファー・ノーラン監督の新作の鑑賞を前にとちょっとした予習がわりに)レンタルで借りて観ようと・・ただ、これがなかなか無い。しょうがないのでビデオを買って鑑賞。
・・まずタイトルの「ダンケルク」。これは邦題で原題は違ったね。「Weekend a Zuydcoote(ズイドコートの週末)」。主演のベルモントに関しては過去に観た映画「勝手にしやがれ」や「気狂いピエロ」などでのヤクザなチンピラ姿が強くイメージとして残ってるので、この映画での兵士役の風貌を見て個人的になにか違和感というかどうもなじめなかったような。ヒロインとしてのカトリーヌ・スパークも美しくて良いのだけれどなにか無理やり登場させたような勿体ないような印象。
・・内容はといえば、現在上映中のノーラン版「ダンケルク」の撤退作戦を描いたのに対しこちらの方は(主演二人による)悲恋の物語といったとこかな(・・そんな印象だった)。
・・懐かしいと云うか、おぉ?と思ったことに、この映画で度々でる爆弾による地面から砂埃たちながら広がる爆煙のかたちがV字なのをみて即座に仮面ライダーV3などでよく見られた爆煙と同じだなぁと映画を観ながら思わずつぶやいたりなど・・。