Posted on 10月 5, 2025
(映画パンフレット)『痴人の愛(’60)』
谷崎潤一郎原作小説を映画化、木村恵吾脚本、監督作品(初映画化、京マチ子主演に続いて二度目の映画化)『痴人の愛(’60)』(1960)プレスシート
英題「Naomi」
(出演)船越英二、叶順子、田宮二郎、川崎敬三、石井竜一、大川修、三国一朗、多々良純、春川ますみ、菅井一郎、
(音楽)松井八郎
・・映画を観る前先にプレスを購入(パンフ化はされてないのかな)。あとから映画を楽しみにして観る。
・・安田道代さん主演の増村保造監督版に次いで谷崎原作二度目の鑑賞。前々から主演の叶順子さんはお気に入りの女優のひとりだったのでその主演ないし「痴人」となると観たくなるのは当然のこと。とはいえ、上映の機会もなく、レンタルとしてのDVDもなかなか無く、CSや配信でもなかなか見当たらない。この機会にと仕方なくセルとして購入、鑑賞。
増村監督版と比べてというわけでなくとも、エロチック要素が淡白だったね。それこそ安田さんのナオミを観た頃30、40年前から既に叶さんのナオミバージョンもあることを知ってたんで、ようやく観るにいたったのだが・・率直に、ナオミとしての叶さんはちょっと大人びてたかなと。さらには冒頭からの金髪に違和感(終盤で黒髪にしたのは良かった)。今作では原作にもある馴れ初めとしてのカフェでの女給と黄連客ジョージがなかったね。劇中のセリフにもあったナオミに対する「白病美」も似合わない。なんか名馴染めなかったなぁ。要所要所裸体が映る部分もあったけどボディダブルだったろう。 ということで同じ原作映画でも安田さんの方が良かったのかというと一概にそうでもない。
ジョージ役の船越さんもマイナスな面で(不似合いまでは云わないが)役者柄か、どうしようもない醜男でもない。こちらに関しては増村監督版の小沢昭一さんの方が同意、共感、より譲治っぽさが感じられたね(こんな人がナオミとなんかと一緒に生活?という訳ありのパートナーという設定)。
・・今回プレスシートとしてとりあげたんだが、そもそもパンフとしての存在あるのかな? 或る時ネットで見かけた一枚の画像、地方の映画館で独自に作られたのかな?大映マーク入りのパンフらしきものが。そうか、パンフとして存在してたのかと。松竹マーク入りの「ゼロの焦点」のパンフの存在らしきを知った時同様ビックリしたね。
Posted on 10月 5, 2025
(映画パンフレット)『キャリー』


スティーヴン・キングの原作を映画化、ブライアン・デ・パルマ製作、監督作品『キャリー』(1976)
原題「 Carrie」
(出演)シシー・スペイセク、ナンシー・アレン、ジョン・トラボルタ、
(音楽)ピノ・ドナッジオ
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・・いやぁ、この映画はいつ(何回)観ても怖いね。
キッカケはなんだったけか? たぶん地上波で昔よくやってた「恐怖映画特集」でのいろんなホラー映画の名シーンやお馴染みのシーンでこの映画もよく紹介されて怖々観たんじゃなかったかな。先にそんな映画だと知ったうえでの、それから何年か経ったあと観てさらに仰天したね。ただスッキリもした。
やっぱりデパルマ監督お得意のスプリットカットだよね。主演の少女(シシー・スペイセク)の頭から血をかぶったあとの地獄と化すパーティー(プロム)会場での復讐場面での瞬きせず会場を封鎖するあの鬼と化した形相とそれにかぶさるSE。怖い怖い。
ラストのビックリも知ってたようで半分予期してなかったんで、初めて観た際には普通に飛び上がるほどのドッキリ状態(「13日の金曜日」の湖に匹敵するほどだね)。
・・けっきょくはイジメにあった少年少女による復讐劇でいうところの、女版は「キャリー」の、男版「デビルスピーク」といったとこかな。ただ、可哀そうかな、あまりにもこの映画での役柄のインパクトがデカいんで女優シシー・スペイセクさんとして以後の役で勝る程の役がどうも感じられないんだよね(「三人の女」「地獄の逃避行」「ストレイトストーリー」など良い役演じてると思うんだけどね)、個人的に思うんでなく一般にそう思われてると思うけどね。













