Updated on 12月 31, 2025
(映画パンフレット)『仁義なき戦い』
飯干晃一原作小説を映画化、深作欣二監督作品『仁義なき戦い』(1973)大判サイズ
(出演)菅原文太、田中邦衛、金子信雄、松方弘樹、梅宮辰夫、
・・まず、これはパンフかな?みたところプレスのようなかんじだがね。4作目の「頂上決戦」公開に合わせての発行だと思う。しかもおまけに文太さんの大きなポスター付き。
このシリーズ、基本的にパンフ化されてないようだ。なぜだか。一作目からパンフはおろかプレスも碌に見かけたことがない。だからか公開記念発行これ、けっこう貴重なんじゃないかな。
・・今回久しぶりに映画観たけど、前に観たのはだいぶ昔だったんで・・いろいろあやふやな記憶のシーンなんかもあったようで初めて感の新鮮味があったなぁ。昭和版「アウトレイジ」ってとこか。「全員悪党」というより、「みんな死んでった」って感じだね。
俳優として松方さんも梅宮さんも渡瀬さんもとくにファンというわけじゃないんだけど、ただ、この映画においての役ぶりはさすがに恰好良い。
さらに金子信雄さんがいい。「アウトレイジ」でいうとこの國村さんの位置かな、威厳があるんだか無いのかどっちつかずの頼りない親分ぶり。金子さんはこの映画を観るまで料理人かと思ってたくらいだからね。昔、つけっぱなしのテレビで昼間ちょくちょく目にしてた東ちづるさんとのコンビでの料理番組のインパクトが大きくその頃まさか俳優だとは思ってなかったからね。
この映画のシリーズふくめて東映での刑事ものアクションもの(テレビドラマものも)の銃の発砲音はオノマトペでいうとこの「バキュ~ン!」って感覚。最近の映画になってドン!あとは実録フィルムなどのリアルな映像での本物の銃の音だとパン!パン!と軽い弾ける音だよね。どの音がいい、悪いは無いけど、あらためて仁義なきを観て撃たれた人たちは(もがきはするが)すぐに死んでしまうので痛い感がこちらにあまり伝わらないようにも。なにしろ何月何日誰が死んだかとテロップつきのおなじみスコアと共に次から次に死んでいくのでなんだか目まぐるしい。
・・いづれ全作品は観てみないとね。
Posted on 11月 11, 2021
(映画パンフレット)『いちげんさん/ICHIGENSAN』


デビッド・ゾペディ原作小説を映画化、企画・脚色・編集・監督に森本功『いちげんさん/ICHIGENSAN』(2000)
英題「ICHIGENSAN」
(出演)エドワード・アタートン、鈴木保奈美、蟹江敬三、中田喜子、渡辺哲、藤田宗久、塩屋俊、
(音楽)S.E.N.S.
・・原作は未読で映画を観る。先入観としてよくありがちな国の文化の違いによる対立や葛藤、笑いものなどあったが・・(原作がどのようなものだったのかわからないが)良かったなぁ。
まず冒頭から、まさかの龍安寺が。テレビでさえも方丈庭園なんかが映るとうれしいものがあるくらいなのにね。その後の久石譲調な美しいS.E.N.Sのメロディが流れたりなど観心地がいい。
ヒロインの鈴木保奈美さん、特に贔屓にみてる女優さんでもないけど、この作品においての役ぶりは良かったねぇ。まず初めて存在を知った(対面朗読)。京子(鈴木)の寝転びながらの目は開いてのじっと朗読を聞く姿にこちらもなんだかドキドキさせられる(その無防備さがエロチック)。
フィクションであれ実際にあったことであれ、僕と京子さんの二人は出会うべくして別れるべくしたソウルメイトの仲だったかのようにも思われたんだがね。著者のデビッド・ゾペディ氏においては日本に来て京子さんのような人と出会い、後には小説も書くという・・なるべくして起こったことだったんだろうね。そんなこと思ったなぁ。








