(映画パンフレット)『エンドレス・ワルツ』

 稲葉真弓の小説「エンドレス・ワルツ」を映画化、実在したサックスプレイヤーの阿部薫と作家(元女優)の鈴木いづみの愛憎劇。若松孝二監督(企画)作品『エンドレス・ワルツ』(1995)

 (出演)町田町蔵(康)、広田玲央名、佐野史郎、古尾谷雅人、

・・作品の存在から(パンフも前から見てたりして)知ってたが、最近パンフを安価で買ったことにより初めて鑑賞。

若松監督によって撮るべくして作られた作品だったね。

いやぁ、観て良かった。刺激も受けた。正直云うと観るまでは単なるエロ映画だと思ってた。そうじゃなかったね。影響も受けた。本も読みたくなった。鈴木いづみという存在を知っただけでもエライことだったね。

登場する人間たち(世界)が今の自分とは真逆の動物のごとく欲望の赴くままに貪りながら突っ走っていった模様がまるでフィクションのように羨ましさがあったね。作風も「シド・アンド・ナンシー」や「ローズ」を観た感のような後味のようなATG映画のようにも観えたね。ラストシーンに関しては「ある日どこかで」だったね。

音楽(歌)に関してもアメイジンググレイスから監督作「天使の恍惚」を思わせたフリージャズありのおニャン子くらぶまでなど時代性もあったりなどね。

・・いやぁ、とにかく伝説のサックス奏者と云われた夫の方もいっちゃってたけど・・やっぱり鈴木いづみという存在が強烈に自分にインパクト与えたかな。映画を観終わったあと、即、you tubeで生前のフィルムなど観たけど、ホントにチャーミングな人だ。言動が歳のわりには風格があって戸川昌子のような落ち着きあるかんじにもみえたかな。ふつうにむずかしいこと云わないのが良いよね。

さっそく何冊か作品を買って読もうかと思う。もっと知りたくなったなぁ。

・・(それからもなく)(後日)・・ざっくりだけでも知っておこうかと鈴木さんと関わったことのある人々の証言集「鈴木いづみ」を買ってペラペラ読んでみる・・ひとによっては取っ付きずらい人であったらしいし、他の人によっては魅力あるひとであったらしい・・ホントに濃い人であったらしいね。

この鈴木さんにまつわる情報や本など得たりしてから時間経たずに待ちに待ってた映画『二十歳の原点』を観に行き、再び原点三部作を読んでみようかと現在してる。

・・短い期間のなかで(鈴木いづみ)という作家と(高野悦子)というベストセラー日記を残したひとりの大学生に注目せずにはいられない現在の自分にとっての状況下にはなにか流れというかタイミングがあるのだろうかね?

・・ここ1,2週間起きてからの覚えていられる夢が掴めていない。別に心配もこだわりも持ってないのだが・・ちょっと寂しいよね。

(映画パンフレット)『愛の神、エロス』

 ウォン・カーウァイ、スティーヴン・ソダーバーグ、ミケランジェロ・ アントニオーニ監督によるオムニバス形式作品『愛の神、エロス』(2005)

 原題「Eros」

 1『エロスの純愛〜若き仕立屋の恋』The Hand

 2『エロスの悪戯〜ペンローズの悩み』Equilibrium

 3『エロスの誘惑〜危険な道筋』The Dangerous Thread of Things

 (出演)チャン・チェン、コン・リー、アラン・アーロン、ロバート・ダウニーjr、

・・なにが一番エロス(官能)だったかって、各チャプターごとに流れるカエターノ・ ヴェローゾのメインテーマが耳に脳裏に残ったね。

本編ではエロスというより普通にオムニバス映画として観た(受け取った)かんじだったかな。一本目はもっとエロチックにやって欲しかったし、二本目はコメディありきではあったが笑えなかったし、三本目のアントニオーニ版はモロ裸の描写に池田万寿夫さんの映画を観てるようなかんじだったかな。しかも唐突に終わったようなラストカットの二人に「あれ?おわり?」ってなんだか拍子抜けしたかんじ。

・・やっぱりカエターノ・ ヴェローゾの歌だなぁ。