(映画パンフレット)(ATG映画)『吶喊』

 岡田裕介製作、岡本喜八脚本、監督作品『吶喊』(1975)

 (出演)伊藤敏孝、岡田裕介、伊佐山ひろ子、高橋悦治、坂本九、

 (撮影)木村大作

 (音楽)佐藤勝

 「吶喊」・・敵陣に突入する際など士気を高めようと大声で叫びあげること。

 主演の千太と万次郎のコンビを観てると「隠し砦~」の二人や「スターウォーズ」のR2D2とC3Poのコンビなんかを思い起こさせるよね。岡田さんは製作もやられてたとあって役柄もおいしかったし、もう一方の主演の伊藤さんに関しては登場の時から(自分はてっきり)桜金造参加と思って観てたんだよなぁ。あとはやっぱりインパクトあったのには(タイトルみるまで正直判らなかった)冒頭と締めの登場の坂本九さん。柔らかい口調に最初女性かと思ったくらい。ここのカットを観るだけでも楽しめる。

ラストでの爆裂下での千太とテルのまぐわいはエロチックさよりもなにか神聖さを感じてしまったね。観てて全然下品でもなく清々しく感じたねぇ。人間にとっては本能であり欲望であり生きがいであり必要なことでもあるからね。・・ちなみにこのあいだ「タオコード」というこれまた性に関する日本人にとっての常識を覆されるような(或る意味目覚めさせられた)本をよんでから性行為という概念も変えさせられたものがあったり・・。

  ATG映画のなかでも比較的地味な作品のひとつかもしれないけど、けっこう面白い作品だよね。岡本監督作ならではの勢いも感じられるしね。

(映画パンフレット)『ロボコップ3』

 フレッド・デッカー脚本、監督作品『ロボコップ3』(1993)

 原題「RoboCop 3」

 (出演)ロバート・バーク、ナンシー・アレン、マコ岩松、

・・主演のピーター・ウェラーも替わったし、予告では空飛んでたような・・などなど3作目にして観るのは消極的(モチベーションもダウン)だったけど・・勢いで(一応と)劇場で鑑賞。やっぱりかトホホな感じで劇場をあとにした、そんな記憶の作品だったかな。

まず、いくらなんでも空飛んじゃダメでしょ。しかも合成(処理)みえみえの迫力のなさに最後まで観てて盛り上がらなかったし(自分としてはね)。

主演の俳優が替わったのはまぁいいとして(ショウガナイとして)、ステレオタイプな悪徳的日本企業のおでまし・・そして日本人役としてはもぅお馴染みマコ岩松さんの登場(というか困った時のでもなく・・日本人役といえばと・・日本人役者はマコさんしか居ないのか?)。さらに日本人とくればのニンジャ的サイボーグまで登場と。

・・あの一作目バーホーベン版での構築されたダークな世界が何処へやらと云わんばかりのライトな珍作ぶりに(自分はね)困惑しながら「ロボコップ」シリーズももういいだろう・・と。